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「ナフサショックが落ち着いてから塗装工事をお願いしよう」の罠

中東情勢は依然として不安定で、ホルムズ海峡の閉鎖・開放が繰り返されるなど、今後も先行き不透明な状況が続くと見られています。

こうした情勢を受けて、「塗装工事は考えているけれど、落ち着くまで様子を見よう」と考えるお施主様も少なくないのではないでしょうか。

◆ 「ナフサショック」を振り返ると見えてくること

ナフサショックで外装塗料の供給が停滞した

2026年、原油由来のナフサ価格の高騰を受けて、塗料メーカー各社が値上げに踏み切りました。大手メーカーでは2026年3月発注分からシンナー製品を最大75%値上げするなど、いわゆる「ナフサショック」で現場は大きく混乱しました。

当時も、「そのうち供給が落ち着けば価格も元に戻るはず」と考え、契約を先延ばしにした方がいたかもしれません。しかし実際には、供給が落ち着きを取り戻した後も、値上げ後の価格がそのまま定着するケースがほとんどでした。一度上がった資材価格が、情勢の沈静化と共に元の水準へ戻ることは、現実にはあまり期待できないのです。

◆ 「様子見」が必ずしも得にならない理由

ハウスケープとしては、情勢が不安定な今だからこそ、工事を先延ばしにしないほうが良いと考えています。

理由は、中東情勢の行く末にかかわらず、物価そのものの上昇基調が続くと見られているためです。第一生命グループの調査機関・第一ライフ資産運用経済研究所によると、家計・企業・専門家の予想インフレ率を統合した指標は2026年4-6月期に2.05%となり、前期の1.93%からさらに上昇、同社の推定方法で初めて2%を超えたと報告されています(第一ライフ資産運用経済研究所「合成予想インフレ率の動向(2026Q2)」2026年7月16日)。世の中の「今後も物価は上がっていく」という見方が、数字の上でも裏付けられつつあるということです。

つまり、たとえ中東情勢が落ち着いたとしても、その間にインフレが進行し、資材費・工事費用そのものが底上げされている可能性が高いということです。ナフサショックの時と同じく、「情勢が落ち着くのを待つ」という判断が、必ずしも「安く済む」ことにはつながらないのです。

◆ だったら「いま契約する」が合理的な選択に

情勢の落ち着きを待つよりも、今のうちに契約しておくほうが、結果的に費用を抑えられる可能性が高いと言えます。

これはお施主様にとっても賢い判断ですし、工事店様にとっても、単なる営業トークではなく「先延ばしにするリスク」を正しく伝えてあげることが、お施主様のためになる誠実な提案と言えるのではないでしょうか。

とはいえ、契約後に資材価格がさらに変動した場合の備えも欠かせません。見積書に「価格変動条項」を盛り込んでおくことで、工事店・施主の双方が安心して契約を進められます。詳しくは以下の記事で解説しています。

▶︎【外壁塗装】見積書に「価格変動条項」があると安心!インフレ時代に工事店と施主を守る書き方

まとめ

屋根外壁の修理は「今」が費用を抑えられる可能性

情勢や物価の先行きは、誰にも正確には読み切れません。だからこそ工事店に求められるのは、お施主様を不安にさせることではなく、今ある情報をもとに納得して判断していただくためのお手伝いです。

「様子を見たいけれど、実際どうなんだろう」と迷われているお施主様には、価格の話だけでなく、仕上がりのイメージを具体的にお見せすることも、納得感を後押しする大きな材料になります。

その後押しに役立つのが、ハウスケープの「AIカラーシミュレーション」です。特許取得の独自技術(特許第7805059号)により、わずか5秒で高精度な仕上がりイメージをその場で提示できるため、「今決めれば、こんな仕上がりになる」という具体的な未来を見せながら商談を進められます。迷っているお施主様の背中を、言葉だけでなくビジュアルで押してあげられるのが強みです。導入企業様からは、作業時間90%削減、外壁塗装案件で平均15%以上の契約率向上といった成果も報告されています。「うちの商談にも活かせそう」と思われた工事店様は、ぜひ一度ハウスケープにご相談ください。

監修:ハウスケープ株式会社(https://h-scape.com/


(※出典:第一ライフ資産運用経済研究所「合成予想インフレ率の動向(2026Q2)~遂に2%を突破~」星野卓也、2026年7月16日)