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「無料アプリでいいのでは?」に答える、カラーシミュレーション6タイプの違いと選び方

「お客様との色決めのためのカラーシミュレーションは、無料アプリでいいのでは?」

AIカラーシミュレーションのご導入を検討中の塗装屋さんから、よくいただく質問です。

結論から言えば、ご自身が色のイメージを掴むだけなら無料アプリで足ります。ただ、相見積もりが増えている中で、お客様に納得感・信頼感を持っていただくには物足りません。分かれ目になるのは2つです。質感まで再現できる精度と、商談中にその場で出せる速さ。

この記事では、カラーシミュレーションの選択肢を6つのタイプに整理して、それぞれ何ができて何ができないのかを比べます。まずご自身が今使っているものがどのタイプかを確かめて、そのうえで読み進めてください。


カラーシミュレーションは6タイプに分けられる

タイプ

使えるタイミング

1枚あたりの作成時間

仕上がり

費用感

①無料アプリ

持ち帰って作成 / 商談中

数分〜(範囲は手作業で指定)

色を重ねる方式。質感は残りにくい。該当物件が使えないことも。

無料

②汎用AI

持ち帰って作成 / 商談中

1分程度

画像が作り直され、元の建物と変わる。カラーコードでの指定ができない。文章で指示が必要。

無料〜月額制

③業務用ソフト

持ち帰って作成 / 契約後

1〜2時間

丁寧に作り込める。メーカー色の指定が可能。色を重ねるため質感が失われることも。

数十万円程度

④作成代行(外部委託)

持ち帰って作成 / 契約後

数日

プロが作成。丁寧

都度課金

⑤汎用画像編集ソフト

持ち帰って作成 / 契約後

1〜2時間

丁寧に作り込めるが技術が必要

月額制(無料の簡易版あり)

⑥AI搭載の専用サービス

商談中

5秒

元画像の質感を残したまま、色だけを置き換え

月額制

※代表的なサービス例:
①無料アプリ=iColor Paint、i-COLORexpress
②汎用AI=ChatGPT、Gemini
③業務用ソフト=カラーエクスプレス、リアリム、色彩工房
④作成代行=リアリム・ワン ほか
⑤汎用画像編集ソフト=Photoshop
⑥AI搭載の専用サービス=AIカラーシミュレーション(当社)

※各タイプの内容は、当社が把握している範囲の一般的な傾向です。作成時間は当社調べ・当社検証によるもので、条件によって変わります。個々のサービスの仕様・価格は各社公式サイトをご確認ください。


まずは①無料アプリ・②汎用AIを試してみてください

これから検討を始める方には、まず①無料アプリか②汎用AIを一度触ってみることをおすすめしています。

塗料メーカーが配布しているアプリは無料で使えますし、②の汎用AIも「この家の外壁をベージュにして」と頼めば、それらしい画像を返してくれます。費用がかからないので、カラーシミュレーションが商談でどう効くのかを確かめるには十分です。

ただ、実際に何枚か作ってお客様にお見せすると、多くの方が同じ2つの壁に当たります。


お悩み① 「色は合っているのに、なんか違う」が起きる理由

ひとつ目は仕上がりの再現性、つまり精度です。原因はタイプごとに違います。

①無料アプリ・③業務用ソフト・⑤汎用画像編集ソフトの場合は、色の乗せ方が原因になります。これらは指定した範囲に色を透過させて重ねる方式が中心です。元画像の明るさや影の影響を受けるため、選んだ色がそのまま映るわけではありません。さらに、サイディングの目地やモルタルの凹凸といった外壁本来の質感が塗りつぶされ、平坦な面に見えてしまいます。

②汎用AIの場合は、逆の問題が起きます。色を置き換えるのではなく画像そのものを作り直すため、窓の数が変わる、屋根の形が変わる、隣家が消えるといったことが起こります。「これはお客様の家ではないですよね」と言われてしまえば、信頼にはつながりません。

もうひとつ、①③⑤に共通するのが塗り替え範囲の指定精度です。表のとおり、これらのタイプでは範囲を手作業で囲む工程(マスキング)が残ります。手作業では窓枠や雨樋、破風といった細部まで追い切れず、境界がにじんだり、本来塗り分けるべき部位が同じ色でひとくくりになったりします。

色番号は合っているのに違和感が残るのは、この「質感の欠落」と「範囲の粗さ」が重なるからです。お客様の「思っていたのと違う」という一言の背景には、ツールの選び方が隠れているケースもあるのです。


お悩み② 「では次回お持ちします」で、お客様の熱は冷める

ふたつ目は速さです。

手作業のマスキングは、1枚仕上げるだけでも時間がかかります。③業務用ソフトや⑤汎用画像編集ソフトで1〜2時間、④作成代行に出せば数日というのが実情です(当社調べ)。商談の最中にその場でお見せするのは、現実的ではありません。

その結果、シミュレーションは成約後の色決めで使われるケースが大半になります。裏を返せば、お客様がいちばん前向きになっている瞬間には、完成イメージをお見せできていないということです。

「では次回お持ちします」と持ち帰った時点で、その熱は冷めはじめます。相見積もりの最中であれば、その間に他社が完成イメージを出しているかもしれません。


業務で使うなら、精度と時短の両立が条件になる

個人が自宅の色をなんとなくイメージするだけなら、①無料アプリでも役割は果たせます。ただ、塗装屋さんが営業提案やお客様との打ち合わせで使うとなると、話は変わってきます。

精度の低いシミュレーションをそのままお見せすれば、施工後の「思っていた色と違う」につながりかねません。かといって高機能なソフトを導入しても、マスキングや操作に時間がかかっていては商談のテンポを損ないます。

つまり業務で本当に必要なのは、質感まで再現できる精度と、商談中にその場で見せられる速さを両立したツールです。表を見ていただくと分かるように、①〜⑤はどのタイプも、精度か速さのどちらかを犠牲にしています。両立は長らく難しい課題でした。AIの精度が上がったことで、ようやく実現できるようになってきました。


その場で見せられる「⑥AI搭載の専用サービス」

こうした課題を解決するために開発したのが、特許取得済みの「AIカラーシミュレーション」です(特許第7805059号)。

②の汎用AIと違うのは、画像を作り直さず、元の建物のまま色だけを置き換える点です。現地で撮影した写真をアップロードするだけで、外壁・屋根・雨樋・破風までAIが部位として自動で検出します。日塗工を含む大手メーカー色1,500色以上の中から、わずか5秒で色と質感を再現します。元画像の質感を保つため、実際の仕上がりに近い見え方になります。

操作は3クリック。お客様との会話を止めることなく、その場で複数パターンを見比べていただけます。生成した画像はURLひとつでお客様へ共有できるので、相見積もり中や着工待ちの期間のフォローにも使えます。

ブラウザで動くため、iPadでもスマートフォンでもPCでも、専用ソフトのインストールは必要ありません。

※窓枠などの細かな付帯部は、AIの自動検出後に手動での調整が必要です。

なお当社では、③業務用ソフトに分類されるカラーエクスプレスも取り扱っています。現地調査の商談でその場に出すならAIカラー、契約後に細部まで詰めるならカラーエクスプレス、という使い分けが可能です。どちらが合うかも含めてご相談いただけます。

実際に導入した会社の変化

導入企業の実績として、契約率は20%以上の向上、シミュレーション作成の工数は90%削減という結果が出ています。

株式会社マルシン様(岩手県紫波郡・社員30名)

導入した月に3件中3件が契約。半年で外壁塗装案件の契約率が15%以上向上しました。「作業時間がほぼ0になり、契約率が上がり一石二鳥」とのお声をいただいています。雪国のため、冬の着工待ち期間にLINEでシミュレーション画像を送り、信頼関係を保つ使い方もされています。

タナカ工業株式会社様(青森県八戸市・社員5名)

現場調査でドローン診断と組み合わせて活用されています。「ドローンで現状を見せ、AIでイメージを共有することで、お客様の納得感が格段に高まった」とのことです。外注していたシミュレーションのコストも大幅に削減されました。

株式会社石川商店様(東京都品川区・社員2名)

「作業工数がほぼ0に、契約率もUP」。少人数の会社でも、営業担当による提案品質のばらつきを抑えられています。


まとめ

  • カラーシミュレーションの選択肢は、仕組みごとに6タイプに分けられます

  • 個人が色のイメージを掴むだけなら、①無料アプリや②汎用AIでも足ります

  • 業務で使うなら、質感まで再現できる精度と、商談中に出せる速さの両立が条件になります

  • ①〜⑤はどのタイプも精度か速さのどちらかを犠牲にしており、両立には⑥のようなAI搭載の専用サービスが必要になります

「無料アプリでは物足りないが、専門ソフトほど手間をかけていたら相見積もりで負けてしまう」

そう感じている方こそ、一度お試しいただければと思います。まずは資料請求から、実際のカラーシミュレーション例をご確認ください。

※上表は各社公式サイト等の公開情報および当社調べにもとづいて作成しています。仕様は変更される場合があるため、最新情報は各社公式サイトをご確認ください。 ※導入効果として記載した数値は各社の実績であり、同等の成果を保証するものではありません。